エノキ家のカリフォルニア滞在記

アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴに住むエノキハハによるブログです。

SSN(ソーシャルセキュリティナンバー)が届かない

就労可能なビザでアメリカに来たらすぐにした方が良いことの一つは、SSN(ソーシャルセキュリティーナンバー・社会保障番号)の取得です。日本でいうところのマイナンバーのような個人に付与される番号で、クレジットカードの作成、車の運転免許の取得など、様々な場面で必要となります。最寄りのSocial Security Administration(社会保障事務所)に出向き、申請書と必要書類を提出して申請します。そして通常は申請から最大4週間程度で、郵送でカードが届きます。 

ここでなぜ「通常は」を強調したかというと、私の場合、カードが届くまで約2ヶ月かかったからです。

 

我が家の場合、夫エノキチチが先に入国し、SSNを取得していましたので、生活に必要な契約類については、エノキチチのSSNを使ってすることができました。そのため、私のSSNが無くてもものすごく困ることはなかったのですが、私は、SSN取得後に、運転免許とEAD(労働許可証)の取得する予定があったので、出来るだけ早くSSNを取得したいと考えていました。そのため、私とコエノキがアメリカに入国した3、4日後に早速申請を行いました。

 

ところが、待てど待てどSSNは届かず。。

 

約1ヶ月半程度経過したところで、電話で問い合わせると、オフィス(Social Security Administration)に直接来るようにと言われました。わざわざオフィスに行かないと行けないのかー、と思いながらもオフィスに行くと、「対応中なので待つように。もう2週間待っても届かなかったらまたオフィスに来て。」との対応。何か問題があって止まっているわけではないことを確認し、さらに待ちました。そして結局、オフィスに確認に行った約2週間後にSSNが届きました。

 

Webで検索してみると、SSNが届くのに時間がかかった方が、ちらほらいらっしゃいました。私のように何も問題がなくても遅れるケースもありますが、中には何らかの問題があって届かないケースもあるようなので、SSNがなかなか届かない場合は、一度はオフィスに行って確認した方が良さそうです。そして、問題がないことが確認できたら、あとはおおらかな気持ちで待ちましょう。アメリカでは日本のように期限や時間を守らなければ、という意識はあまり高くないように思えます。そもそも時間の感覚も緩く、本件に関わらず、「期限までに対応してもらえない」、「問い合わせたのに連絡がなかなか来ない」ということも日常茶飯事です。

 

最後に一点補足ですが、SSNはEADの申請と同時に申請することも可能です。その場合は、EADの申請書にSSNを取得したい旨を記載して申請します(EADの申請書であるI-765に記入欄があります)。ただし、EADの取得はSSN単体の取得と比べて時間がかかります(半年程度かかる可能性があります)。そのため、SSNがすぐに必要な方にはこちらの方法は不向きですが、SSNがすぐに必要ではなく、EADを少しでも早く取得したい方は、こちらの方法も検討してみても良いと思います。

 

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アメリカ生活にはおおらかな気持ちが必要です。