エノキ家のカリフォルニア滞在記

アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴに住むエノキハハによるブログです。

アメリカでお弁当作り 〜現地スーパーで買える便利食材〜

節約と健康のため、夫は毎日会社へお弁当を持って行っています。アメリカのお弁当といえば、「ピーナッツバターサンドイッチとリンゴ丸ごと1個」のような大雑把なものが主流ですが、我が家では日本式のお弁当を作っています。

アメリカではお弁当に適した食材や冷凍食品が少なく、最初は右往左往したのですが、だんだんとペースがつかめてきたので、今回は「アメリカのローカルスーパーで買えるお弁当作りに便利な食材」について書きたいと思います。

※アメリカのローカルスーパーとは、日系やアジア系ではないアメリカンなスーパーを指しています。

 

 

1.卵

まずは、日本でもお馴染みの「卵」です。日本と変わりなく、お弁当では、卵焼きや、ゆで卵、炒め物の具としてよく登場します。ちなみに、アメリカの卵は、日本のものと比べると、少し黄身の色が薄い気がします。大勢に影響はないですが。。

 

2.ミニトマト

こちらもまた日本でお馴染みの食材です。ちなみに、アメリカでは、ミニトマトはヘタが取れた状態でパックされています。お弁当を作る時は、傷み防止のためヘタを取った方が良いと言われていますが、アメリカでは既にヘタが取れた状態で売られているため、洗ってそのままお弁当に入れることができ、一手間省けます。

 

3.レンチンできる冷凍食品

冒頭に書いた通り、アメリカのローカルスーパーには日本式のお弁当に適した冷凍食品があまりありません。しかし、冷凍食品自体は充実しています。我が家ではお弁当のために、チキンナゲット、餃子、シュウマイを常備しています。いずれもアメリカのローカルスーパーで手に入ります。ただし、時々、電子レンジ調理に対応していない商品があるため、電子レンジに対応しているかどうかを確認してから購入したほうが良いです。

 

4.冷凍野菜

冷凍野菜は日本とほぼ同等のものが購入できます。我が家では、ミックスベジタブル、コーン、冷凍ほうれん草、冷凍枝豆を常備しています。冷凍枝豆は自然解凍可能なものを購入しているので、保冷剤代わりにそのままお弁当に入れることができ、便利です。

 

5.朝食用のソーセージ

ソーセージは日本でもお弁当にお馴染みの食材ですが、一般的なアメリカのソーセージはとても大きく、そのままお弁当に入れたら、それだけでお弁当がいっぱいになってしまいます。探したところ、下記リンクのような朝食用として売られているソーセージが小さめだったので、お弁当にはそれを入れています(それでも日本の一般的なウインナーよりも若干長めです)。

 

www.johnsonville.com

  

6.果物

お弁当のボリュームが寂しい時などは、果物を外付けしています。カリフォルニアは果物が日本よりも安く手に入り、助かります。バナナと、下記リンクの小さなオレンジが我が家の定番です。

cutiescitrus.com

 

渡米してから約4ヶ月、アメリカでのお弁当作りも慣れてきましたが、やはり日本の「焼いたらそのままお弁当に入れることができるサイズの魚の切り身」や「種類が豊富なお弁当用冷凍食品」などは、時々恋しくなります。

綺麗なお弁当を作ろうとするとなかなか大変で、見た目軽視の大雑把なお弁当を作っていますが、「ピーナッツバターサンドイッチとリンゴ丸ごと1個」のお弁当で許される国なので、「ちゃんとお弁当箱に詰めてるだけでも上出来!」と自分で自分を褒めつつ、これからもお弁当を作り続けたいと思います。

子連れでニューヨーク旅行② 〜サンディエゴとの違いを楽しむ〜

ニューヨーク旅行についての続きです。

先日、妹家族の住むニューヨークに旅行に行ってきました。前回は子連れ旅行にオススメの観光スポットについて書きましたが、今回はサンディエゴとの比較目線でニューヨーク旅行の感想について書きたいと思います。

 

 

街の様子

空港から妹宅に向かう車の中でまず感じたのは、「道路を走っている車が小さい!」でした。ニューヨークでは、サンディエゴではレアなコンパクトカーが走っており、逆に、サンディエゴでおなじみのピックアップトラックがあまり走っていません。ちなみに、乗用車だけでなく、ゴミ収集車も一回り小さいのは驚きでした。

建物の雰囲気もまったく異なります。サンディエゴの建物は基本南国風で、贅沢に土地を使った平屋の建物が多いのですが、ニューヨークの建物は基本数階建てのビルで、ヨーロッパ風の古いビルやレンガ造りの趣あるビル、新しいオシャレなビルがところ狭しと並んでいました。チェーンの飲食店や銀行の店舗の店構えも、ニューヨークの店舗とサンディエゴの店舗では雰囲気が違い、見るのが面白かったです。

 

人の様子

一般に、東海岸の方がクール、西海岸の方がフレンドリーと言われていますが、ニューヨークでも、道に迷っていると教えてくれる人がいたり、バスなどの乗り物の中で0歳の姪をあやしてくれる人がいたり、わざわざバスのドアを開けて娘コエノキのバイバイに答えてくれるバスの運転手さんがいたりと、十分フレンドリーで親切でした。

ただし、ニューヨーカーはサンディエゴの人と比べて、早口の人が多いように思いました(サンディエゴの人の喋りがゆっくりなんですかね?)。サンディエゴ生活も3ヶ月近く経ち、少し英語が聞き取れるようになってきたと思っていましたが、ニューヨークでは聞き取りに苦労し、ちょっと落ち込んだエノキハハでした。

 

物価

サンディエゴも十分物価が高いと思っていましたが、ニューヨークの物価はさらに高かったです。tacobellといったチェーン店であっても、サンディエゴの店舗とは値段や提供メニューが違いました。旅行中に見つけたサンディエゴよりニューヨークの方が安い物は、ガソリンだけでした。

 

日本のお店のラインナップ

ニューヨークには、サンディエゴには無い無印良品があり、ムジラーのエノキ家にとっては、羨ましいかぎりでした。他にも、ユニクロや大戸屋、紀伊國屋書店など、日本でおなじみのお店がたくさんありました。しかし、日常の食料品や生活雑貨を扱う日系のお店はサンディエゴの方が充実しているようです。最近は、100均のダイソーがニューヨーク周辺にも進出してきているようで、ニューヨークにおいても日本の生活雑貨が手に入りやすくなりそうですね(しかし、値段は1個2ドルだそうです、、、ちなみにサンディエゴのダイソーは1.5ドル)。

 

 

さすが広いアメリカ、日本以上に地域差があるな、と感じました。そして、アメリカの他の地域にもぜひ行ってみたいと思いました(貯金がんばります!)。

これでニューヨーク旅行に関する記事は終わりです。エノキ家はサンディエゴに引っ越す前は長年東京に住んでおり、都会には慣れていたはずなのですが、今回の旅行では大都会ニューヨークに圧倒されっぱなしでした。3ヶ月ですっかりサンディエゴののんびりした空気に慣れてしまったことを自覚した旅行となりました。

 

 

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マンハッタンの夜景。こんなステキな夜景が見れるのも大都会の醍醐味ですね!

 

子連れでニューヨーク旅行① 〜オススメスポット〜

のんびりしたカリフォルニア・サンディエゴで毎日ボーッと生きているエノキ家ですが、先日、妹家族の住む大都会ニューヨークへ旅行に行ってきました。

 

ニューヨークはとにかく人や車が多かったり、バリアフリー対応がイマイチだったり、美術館など大人向けの観光スポットが多かったりと、小さな子供連れでの旅行にはあまり向いていない印象がありましたが、ニューヨーク在住4年(正確にはお隣のニュージャージー在住)、0歳児の母である妹の案内のおかげで、子連れでも安心して効率的にニューヨークを楽しむことができました。今回は特に行ってよかった観光スポットを2つご紹介します。

 

 

 

ワンワールドトレードセンター

同時多発テロによって崩壊したワールドトレードセンターですが、今は新たな高層ビルに生まれ変わっています。その100階〜102階は展望デッキとなっており、ニューヨークを一望することができます。

 

子連れに嬉しいポイントはコチラ↓

・展望デッキが屋内

ニューヨークには他にも展望台や展望デッキがありますが、屋外のものが多く、小さな子供連れだとヒヤヒヤしてしてしまいそうですが、ワールドトレードセンターの展望デッキは屋内で安心です。また、冷房が入っていて、真夏でも快適でした。

 

・ニューヨークの有名スポットを効率的に見学できる

 自由の女神やブルックリン橋など、ニューヨークの有名スポットを空から見ることができます。子連れだどニューヨーク市内の移動も大変で、なかなか複数の場所を効率的に観光することが難しいですが、展望デッキからダイジェスト的に楽しむことができます。

 

・子供の興味をひく様々な演出がある

展望デッキへのエレベーターの中などにも演出があり、移動中も子供の興味をひきます。展望デッキには、上空からの街の映像が足元に流れるコーナーがあり、子供達に人気でした。

 

・ショッピングモールが併設されている

ショッピングモールが併設されており、見学前後にモール内のフードコートで休憩ができます。

 

なお、ご紹介した展望デッキのあるビルの付近には同時多発テロ犠牲者慰霊の噴水やメモリアルミュージアムがあります。3歳のコエノキには少し早いのですが、もう少し大きなお子さんであれば、展望デッキだけでなく、是非それらも訪れて、過去の悲劇や平和について学ぶ機会にしてみてはいかがでしょうか。

 

oneworldobservatory.com

 

 

ハイライン

マンハッタンの南西にある全長2キロほどの遊歩道です。廃線になった鉄道線路の跡地を活用して作られており、古い線路が遊歩道を並走しています。ニューヨークの街並みを見ながらゆっくりと散歩ができます。

 

子連れに嬉しいポイントはコチラ↓

・車を気にせず散策が可能

ニューヨークは人や車の交通量が多く、小さな子供連れだとのんびり街並みを見ながら散策、というのが難しいのですが、ハイラインは遊歩道のため、車を気にせず散策ができます。また、歩いている人は散策目的の方が多く、急いでいる人が少ないため、自分達のペースでゆっくり散策することができます。

 

・途中に休憩スポットがある

遊歩道の途中には、ベンチがあり、疲れたら座って休憩ができます。

 

・鉄道好きのお子さんにもgood

遊歩道の脇には古い線路が残っています。間近に古い線路を見ることができ、鉄道好きのお子さんが喜びそうです。

 

www.thehighline.org

 

 

ニューヨークはバスや電車、フェリーなどの公共交通機関が整備されているので、色々な乗り物に乗ってみるのも、お子さんににとっては楽しいのではないでしょうか。普段車社会で生活しているコエノキは、電車やフェリーに大興奮でした。特にハドソン川を渡るフェリーは、マンハッタンを遠くから眺めることができ、オススメです。通勤時間帯を避ければそれほど混んでいませんでしたので、子連れでも安心して乗ることができました。

次回は、ニューヨーク旅行で感じたニューヨークとサンディエゴとの違いについて書いてみたいと思います。

 

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ハイラインからの眺め。大都会ニューヨークの街並みに大興奮のエノキ家でした。

 

 

サンディエゴでのプリスクール探し

我が家の3歳児コエノキは現地のプリスクールに通っています。我が家では、私とコエノキの渡米後、すぐにプリスクール探しを始めました。今回は、我が家がどのようにコエノキの通うプリスクールを探したのか書きたいと思います。

 

  1. サンディエゴのプリスクール基本情報
  2. プリスクール探しの手順
  3. 現在のプリスクールに決めた理由

 

1.サンディエゴのプリスクール基本情報

ここサンディエゴには、公立、私立のプリスクールがあります。公立は、エレメンタリースクールに併設されています。私立は、民間の営利団体や教会など、様々な団体、個人が経営しています。

日本の幼稚園と同様、義務教育ではありませんが、2〜3歳から通わせるご家庭が多いようです。2歳児クラスに関しては、親子で通うクラスを設けているプリスクールもありますが、3歳児クラスとなると、子供のみで通います。

通園する日数や時間について、日本では、「幼稚園は週5日、お昼またはお昼過ぎまで通う」のがほとんど思いますが、サンディエゴにおいては、開講日、時間は園によって大きく異なります。開講日が曜日固定の週2日のみだったり(「火曜日と木曜日だけ」など)、午後のみのクラスを設けている園もあります。

渡米前、アメリカのプリスクールはトイレトレーニングが終わっていないと入園できない、と聞いていましたが、実際に調べてみるとそんなことはなく、日本の幼稚園と同様、トイレトレーニングに関する考え方は園により異なります(「トイトレ終わっていないとダメ」だったり、「園で一緒に頑張りましょう」だったり、「追加でお金を払えば受け入れます」だったり)。

なお、サンディエゴには日本語のプリスクールもいくつかありますが、我が家では「せっかくアメリカに来たのだから」ということで、現地(英語)のプリスクールにコエノキを通わせています。英語が話せないと入園を断られるかも、と思っていましたが、さすが外国人の多い土地柄か、普通に受け入れてもらえました。

 

2.プリスクール探しの手順

我が家の場合、まずgoogleマップで、通える範囲のプリスクールを検索し(「preschool」、「day care」、「child care」といったワードで検索しました)、HPでカリキュラム(開講日、時間)や学費を確認、予算内で通えそうな園に片っ端から空き状況と見学可否を問い合わせ、実際に見学して申し込む、という手順で進めました。

ちなみに、私がプリスクール探しをしたのは、5月でした。サンディエゴの学校は8月末から9月に新学年が始まりますが、5月は新学年に向けての申し込みがひと段落してしまった時期のようで、既に空きのない園もありました。

 

3.現在のプリスールに決めた理由

実際に見学をして現在のプリスクールに決めました。決めた理由は以下の通りです。

 

・安心して子供を預けられると思えること

   当たり前ですが、子供も安心して預けられると思えるかどうかが一番重要でした。日本での保活と同様に、見学して実際に自分の目で施設や雰囲気、先生や子供達の様子を確認しました。

・通園の日数や時間に拡張性があること

   今後私が働き始めることも考慮し、状況に応じて通園の日数や時間を増やすことが可能な園を選びました。

・家からの通いやすいこと

  私の車の運転には不安があるため、できるだけ家から近く、送り迎えしやすい園を選びました。

・夏クラスがあること

  サンディエゴのプリスクールは通常、6月〜8月は夏休みですが、コエノキをできるだけ早くこちらのプリスクールに通わせたかったため、夏休み期間も開講している園を選びました。

・日本で通っていた保育園の環境と似ていること

  教室の雰囲気や活動内容(1日のスケジュール)が、コエノキが日本で通っていた保育園のものと近いことも決め手の一つでした。英語が話せないコエノキにとって、頼りになるのは日本の保育園での経験だと思い、日本で通っていた保育園と近い環境の園を選びました。

 

コエノキがプリスクールに通い始めて、約2ヶ月経とうとしています。登園しぶりがあった時期もありましたが、今は毎回楽しく通っています。また、プリスクールの様子も記事にしていきたいと思います。

 

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夏休み期間も終盤に入り、量販店の学校用品コーナーも充実してきました。

 

サンディエゴでの子供の遊び場

コエノキは現在、週2回午前中のみプリスクールに通っていますが、平日の大半は私
と過ごしています。毎日2人きりで家に引きこもっているのも精神衛生上よくないため、出来るだけ毎日何かしら外出をするようにしています。サンディエゴに来た直後はどこに行けばよいのか分からず、色々な方に聞いたり、自分なりに調べましたが、最近の外出先のレパートリーはこんな感じになっています。

 

  1. 公園
  2. 公共の図書館
  3. スーパー
  4. 屋内のショッピングセンター
  5. 動物園

 

1.公園

まずは子供の遊び場としては日本でも定番の公園です。サンディエゴには、多くの広い公園があり、大体子供のための遊具(プレイグランド)が設置されています。遊具は複合遊具(2〜5歳向けのもの、5〜12歳向けのものが分かれていることが多い)にブランコやジャングルジムなどの単体の遊具が併設されていることが多く、どこもきちんとメンテされており、安心して遊ばせることができます。公園によって遊具に個性があるため、新しい公園を開拓していくのも楽しいです。

 

2.公共の図書館

公共の図書館には、キッズコーナーがありおもちゃで遊ぶことができます。また、絵本の読み聞かせだけでなく、音楽やダンス、工作などの講座も開かれています。日本でいう児童館のようなイメージで使用でき、大変ありがたいです。もちろん図書館は子供のものだけでなく、全ての年齢の方に対する文化活動や学習の場となっており、大人を対象とした講座も開かれています。私自身も図書館で開催されているESL(英語が母国語でない方の英語学習)関係の講座にお世話になっています。

 

3.スーパー

ただ近所のスーパーに買い物に行くだけですが、アメリカのスーパーはとても広いため、カートに乗って移動するだけでも、コエノキには楽しいようです。

 

4.屋内のショッピングセンター

サンディエゴのショッピングセンターは、屋外のものが多いのですが、たまに屋内のショッピングセンターもあります。買い物ついでに、キッズスペースで遊んだり、ショッピングセンター内を散歩したりと、暑くて公園で遊ぶのはしんどいけど、少し身体を動かしたい日にはありがたい場所です。

 

5.動物園

サンディエゴには、市街地にある動物園とサファリパークがあり、サンディエゴを代表する観光スポットとなっています。年間パスポートを買うとどちらにも行き放題です。サンディエゴの有名観光スポットとしては他にもシーワールドがありますが、動物園&サファリ、シーワールドのどちらも1回券が高額なので、地元の方は年間パスポートを買うのがお得です。シーワールドは遊園地中心のため3歳のコエノキには少し早いかなと思い、我が家では動物園&サファリの年間パスポートを購入しました。動物園もサファリも1日で回りきれないほど広いため、年パスを使って、少しずつ見て回っています。

 

今は夏ですが、また季節が変わるとレパートリーも変わってくるかもしれません。引き続きリサーチして行動範囲を広げていきたいなーと考えています。

 

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豪華な遊具のある公園がいたるところにあり、ありがたい限りです。

 

SSN(ソーシャルセキュリティナンバー)が届かない

就労可能なビザでアメリカに来たらすぐにした方が良いことの一つは、SSN(ソーシャルセキュリティーナンバー・社会保障番号)の取得です。日本でいうところのマイナンバーのような個人に付与される番号で、クレジットカードの作成、車の運転免許の取得など、様々な場面で必要となります。最寄りのSocial Security Administration(社会保障事務所)に出向き、申請書と必要書類を提出して申請します。そして通常は申請から最大4週間程度で、郵送でカードが届きます。 

ここでなぜ「通常は」を強調したかというと、私の場合、カードが届くまで約2ヶ月かかったからです。

 

我が家の場合、夫エノキチチが先に入国し、SSNを取得していましたので、生活に必要な契約類については、エノキチチのSSNを使ってすることができました。そのため、私のSSNが無くてもものすごく困ることはなかったのですが、私は、SSN取得後に、運転免許とEAD(労働許可証)の取得する予定があったので、出来るだけ早くSSNを取得したいと考えていました。そのため、私とコエノキがアメリカに入国した3、4日後に早速申請を行いました。

 

ところが、待てど待てどSSNは届かず。。

 

約1ヶ月半程度経過したところで、電話で問い合わせると、オフィス(Social Security Administration)に直接来るようにと言われました。わざわざオフィスに行かないと行けないのかー、と思いながらもオフィスに行くと、「対応中なので待つように。もう2週間待っても届かなかったらまたオフィスに来て。」との対応。何か問題があって止まっているわけではないことを確認し、さらに待ちました。そして結局、オフィスに確認に行った約2週間後にSSNが届きました。

 

Webで検索してみると、SSNが届くのに時間がかかった方が、ちらほらいらっしゃいました。私のように何も問題がなくても遅れるケースもありますが、中には何らかの問題があって届かないケースもあるようなので、SSNがなかなか届かない場合は、一度はオフィスに行って確認した方が良さそうです。そして、問題がないことが確認できたら、あとはおおらかな気持ちで待ちましょう。アメリカでは日本のように期限や時間を守らなければ、という意識はあまり高くないように思えます。そもそも時間の感覚も緩く、本件に関わらず、「期限までに対応してもらえない」、「問い合わせたのに連絡がなかなか来ない」ということも日常茶飯事です。

 

最後に一点補足ですが、SSNはEADの申請と同時に申請することも可能です。その場合は、EADの申請書にSSNを取得したい旨を記載して申請します(EADの申請書であるI-765に記入欄があります)。ただし、EADの取得はSSN単体の取得と比べて時間がかかります(半年程度かかる可能性があります)。そのため、SSNがすぐに必要な方にはこちらの方法は不向きですが、SSNがすぐに必要ではなく、EADを少しでも早く取得したい方は、こちらの方法も検討してみても良いと思います。

 

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アメリカ生活にはおおらかな気持ちが必要です。

 

アメリカ・サンディエゴの物価事情

サンディエゴに来る前から分かっていたことですが、基本的にサンディエゴは日本と比べて物価が高いです。

我が家の家計にとって特に負担が大きいのは、

①家賃

②教育費

です。

 

①家賃

我が家はサンディエゴの郊外、特に人気エリアではない場所に住んでいますが、アパートの家賃を日本円にして20万円超払っています。日本で20万円も家賃を払ったら、結構良い場所や良い家に住めると思いますが、我が家の場所は郊外ですし、広さも、もちろん日本の東京のマンションなどと比べると広いものの、アメリカのアパートとしては普通の大きさです。

しかも、日本では考えられないことですが、家賃は更新のたびに値段が上がっていきます。そのため、こちらに長く住んでいる方は大体家を購入しています。

 

②教育費

アメリカの幼稚園、保育園の学費は非常に高いです。日本の幼稚園と同じように、毎週5回、朝9時、10時くらいから午後2時くらいまで幼稚園(こちらではプリスクールと呼ばれます)に行くとなると、7、8万円ほど必要になります。また、フルタイムで預けられる保育園(こちらではデイケア、チャイルドケアと呼ばれます)に入れるとなると、月10万円は必要になります。

幼稚園または保育園に通う日にちや時間を絞ると若干マシな値段になりますが、基本的に日本より高額です。

我が家のコエノキは、日本でいう年少の年にあたるため、幼稚園に通わせていますが、家計の負担が大きいので、週2回・午前中のみにしています。それでも日本でフルタイムで通っていた保育園の学費よりも高い学費を払っています。日本では幼児教育無償化が始まる予定なのに(2019年7月現在)、、と考えるとやりきれません。

 

少し暗い雰囲気になってしまいましたが、日本より高いものばかりではありません。

 

食料品については、野菜、果物、肉など、食材系は日本と同等、あるいは日本より安いものもあります。特に、サンディエゴは果物が安いです。メロンやマンゴーといった日本では少し高めの果物が安く買えます。最近は旬であることもあり、メロンをなんと1玉100円程度で買うことができます。また、アメリカの食料品や日用品は基本的に大容量のため、グラムあたりを考えると日本より割安なものもあるように思えます。

あとは、ガソリンも日本より安く、1リッター105から110円位です(2019年7月現在)。車なしでの生活は難しいため、これはありがたいですね。

 

日本で共働きをしていた時から世帯年収が下がっているにもかかわらず、家賃や教育費の負担が日本の倍以上になり、家計的には非常にキツイ状況です。 そのため、我が家では色々と節約をしています。節約の内容についてはまた別の記事に書きたいと思います。

 

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これはもうメロンを食べまくるしかない