エノキ家のカリフォルニア滞在記

アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴに住むエノキハハによるブログです。

子連れでニューヨーク旅行② 〜サンディエゴとの違いを楽しむ〜

ニューヨーク旅行についての続きです。

先日、妹家族の住むニューヨークに旅行に行ってきました。前回は子連れ旅行にオススメの観光スポットについて書きましたが、今回はサンディエゴとの比較目線でニューヨーク旅行の感想について書きたいと思います。

 

 

街の様子

空港から妹宅に向かう車の中でまず感じたのは、「道路を走っている車が小さい!」でした。ニューヨークでは、サンディエゴではレアなコンパクトカーが走っており、逆に、サンディエゴでおなじみのピックアップトラックがあまり走っていません。ちなみに、乗用車だけでなく、ゴミ収集車も一回り小さいのは驚きでした。

建物の雰囲気もまったく異なります。サンディエゴの建物は基本南国風で、贅沢に土地を使った平屋の建物が多いのですが、ニューヨークの建物は基本数階建てのビルで、ヨーロッパ風の古いビルやレンガ造りの趣あるビル、新しいオシャレなビルがところ狭しと並んでいました。チェーンの飲食店や銀行の店舗の店構えも、ニューヨークの店舗とサンディエゴの店舗では雰囲気が違い、見るのが面白かったです。

 

人の様子

一般に、東海岸の方がクール、西海岸の方がフレンドリーと言われていますが、ニューヨークでも、道に迷っていると教えてくれる人がいたり、バスなどの乗り物の中で0歳の姪をあやしてくれる人がいたり、わざわざバスのドアを開けて娘コエノキのバイバイに答えてくれるバスの運転手さんがいたりと、十分フレンドリーで親切でした。

ただし、ニューヨーカーはサンディエゴの人と比べて、早口の人が多いように思いました(サンディエゴの人の喋りがゆっくりなんですかね?)。サンディエゴ生活も3ヶ月近く経ち、少し英語が聞き取れるようになってきたと思っていましたが、ニューヨークでは聞き取りに苦労し、ちょっと落ち込んだエノキハハでした。

 

物価

サンディエゴも十分物価が高いと思っていましたが、ニューヨークの物価はさらに高かったです。tacobellといったチェーン店であっても、サンディエゴの店舗とは値段や提供メニューが違いました。旅行中に見つけたサンディエゴよりニューヨークの方が安い物は、ガソリンだけでした。

 

日本のお店のラインナップ

ニューヨークには、サンディエゴには無い無印良品があり、ムジラーのエノキ家にとっては、羨ましいかぎりでした。他にも、ユニクロや大戸屋、紀伊國屋書店など、日本でおなじみのお店がたくさんありました。しかし、日常の食料品や生活雑貨を扱う日系のお店はサンディエゴの方が充実しているようです。最近は、100均のダイソーがニューヨーク周辺にも進出してきているようで、ニューヨークにおいても日本の生活雑貨が手に入りやすくなりそうですね(しかし、値段は1個2ドルだそうです、、、ちなみにサンディエゴのダイソーは1.5ドル)。

 

 

さすが広いアメリカ、日本以上に地域差があるな、と感じました。そして、アメリカの他の地域にもぜひ行ってみたいと思いました(貯金がんばります!)。

これでニューヨーク旅行に関する記事は終わりです。エノキ家はサンディエゴに引っ越す前は長年東京に住んでおり、都会には慣れていたはずなのですが、今回の旅行では大都会ニューヨークに圧倒されっぱなしでした。3ヶ月ですっかりサンディエゴののんびりした空気に慣れてしまったことを自覚した旅行となりました。

 

 

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マンハッタンの夜景。こんなステキな夜景が見れるのも大都会の醍醐味ですね!

 

子連れでニューヨーク旅行① 〜オススメスポット〜

のんびりしたカリフォルニア・サンディエゴで毎日ボーッと生きているエノキ家ですが、先日、妹家族の住む大都会ニューヨークへ旅行に行ってきました。

 

ニューヨークはとにかく人や車が多かったり、バリアフリー対応がイマイチだったり、美術館など大人向けの観光スポットが多かったりと、小さな子供連れでの旅行にはあまり向いていない印象がありましたが、ニューヨーク在住4年(正確にはお隣のニュージャージー在住)、0歳児の母である妹の案内のおかげで、子連れでも安心して効率的にニューヨークを楽しむことができました。今回は特に行ってよかった観光スポットを2つご紹介します。

 

 

 

ワンワールドトレードセンター

同時多発テロによって崩壊したワールドトレードセンターですが、今は新たな高層ビルに生まれ変わっています。その100階〜102階は展望デッキとなっており、ニューヨークを一望することができます。

 

子連れに嬉しいポイントはコチラ↓

・展望デッキが屋内

ニューヨークには他にも展望台や展望デッキがありますが、屋外のものが多く、小さな子供連れだとヒヤヒヤしてしてしまいそうですが、ワールドトレードセンターの展望デッキは屋内で安心です。また、冷房が入っていて、真夏でも快適でした。

 

・ニューヨークの有名スポットを効率的に見学できる

 自由の女神やブルックリン橋など、ニューヨークの有名スポットを空から見ることができます。子連れだどニューヨーク市内の移動も大変で、なかなか複数の場所を効率的に観光することが難しいですが、展望デッキからダイジェスト的に楽しむことができます。

 

・子供の興味をひく様々な演出がある

展望デッキへのエレベーターの中などにも演出があり、移動中も子供の興味をひきます。展望デッキには、上空からの街の映像が足元に流れるコーナーがあり、子供達に人気でした。

 

・ショッピングモールが併設されている

ショッピングモールが併設されており、見学前後にモール内のフードコートで休憩ができます。

 

なお、ご紹介した展望デッキのあるビルの付近には同時多発テロ犠牲者慰霊の噴水やメモリアルミュージアムがあります。3歳のコエノキには少し早いのですが、もう少し大きなお子さんであれば、展望デッキだけでなく、是非それらも訪れて、過去の悲劇や平和について学ぶ機会にしてみてはいかがでしょうか。

 

oneworldobservatory.com

 

 

ハイライン

マンハッタンの南西にある全長2キロほどの遊歩道です。廃線になった鉄道線路の跡地を活用して作られており、古い線路が遊歩道を並走しています。ニューヨークの街並みを見ながらゆっくりと散歩ができます。

 

子連れに嬉しいポイントはコチラ↓

・車を気にせず散策が可能

ニューヨークは人や車の交通量が多く、小さな子供連れだとのんびり街並みを見ながら散策、というのが難しいのですが、ハイラインは遊歩道のため、車を気にせず散策ができます。また、歩いている人は散策目的の方が多く、急いでいる人が少ないため、自分達のペースでゆっくり散策することができます。

 

・途中に休憩スポットがある

遊歩道の途中には、ベンチがあり、疲れたら座って休憩ができます。

 

・鉄道好きのお子さんにもgood

遊歩道の脇には古い線路が残っています。間近に古い線路を見ることができ、鉄道好きのお子さんが喜びそうです。

 

www.thehighline.org

 

 

ニューヨークはバスや電車、フェリーなどの公共交通機関が整備されているので、色々な乗り物に乗ってみるのも、お子さんににとっては楽しいのではないでしょうか。普段車社会で生活しているコエノキは、電車やフェリーに大興奮でした。特にハドソン川を渡るフェリーは、マンハッタンを遠くから眺めることができ、オススメです。通勤時間帯を避ければそれほど混んでいませんでしたので、子連れでも安心して乗ることができました。

次回は、ニューヨーク旅行で感じたニューヨークとサンディエゴとの違いについて書いてみたいと思います。

 

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ハイラインからの眺め。大都会ニューヨークの街並みに大興奮のエノキ家でした。